国土交通省「住宅リフォーム事業者団体登録制度（平成26年9月1日 国土交通省告示第877号）」の第1号として登録されたことを機に、マンション管理組合・居住者に大規模修繕工事の必要性をより広く認知いただくことを目的としたフォトコンテストを実施しております。
第7回は全国より533点の応募作品をいただき、厳正な審査の結果、入賞3作品、入選9作品が決定いたしました。
国土交通大臣賞 ：「帰り道」 中吉 剛彦 （東京都）
講評
ローアングルからの大胆な構図が効果的で、大規模修繕工事中のマンションのスケールの大きさが感じられます。真っ青ではない空の雲の加減がちょうど良く、帰り道の自転車を漕ぐ人も気持ちが良いだろうなぁと感じさせる作品です。
不動産・建設経済局長賞 ：「ガンバルあなたを見たいから」 片山 智士 （京都府）
講評
好奇心旺盛な子供が、作業着姿のお兄さんの様子を真剣に見ている様子をガラスに当てている手の表情でよく表しています。子供の表情は見て取れませんが、作業員と子供が重なっていることでその印象を強くしています。子供の心理をうまく捉えた作品です。
住宅局長賞 ：「元気に修繕中」 伊藤 賢治 （兵庫県）
講評
子供たちの顔が印刷された仮囲い（塀）を手前に入れた大胆な構図が良い作品です。この顔写真の効果で、無機質に見える修繕工事中のマンションに人々の生活や心が息づいている感じがします。
入選作品
「若葉の頃」 都筑 和雄 （愛知県）
「風薫る」 粕川 偉三男 （東京都）
「要塞の中の通常」 和田 美幸 （北海道）
「弋からクモへ！」 光本 浩崇 （神奈川県）
「天を突くクレーン車」 恒川 富子 （神奈川県）
「ジャストミート」 菅野 俊行 （兵庫県）
「春なのに」 小倉 朝一 （北海道）
「現場に沈む夕陽」 佐々木 靖子 （東京都）
「いつもの公園」 大西 亜未奈 （千葉県）
審査委員会
委員長
田沼 武能 氏（一般社団法人日本写真著作権協会 会長）
委員
- 棚井 文雄 氏（一般社団法人日本写真著作権協会 常務理事）
- 大向 哲夫 氏（一般社団法人日本写真作家協会 会員）
- 国土交通省 不動産・建設経済局建設業課 担当官
- 国土交通省 住宅局住宅生産課 担当官
